お施主さまの声

【松江市】夫妻の価値観を体現した 家族が豊かに育つ場所

基本情報

間取り
3LDK
敷地面積
184.34㎡(55.76坪)
延床面積
109.54㎡(33.13坪)
家族構成
夫・妻(30代)・子ども2人
 

小さなお子様を育てる夫妻にとって、家の安全性は一番大切でした。でも家づくりの過程で、自分たちが大切に考えることが他にもたくさん見えてきました。家はそこで暮らす人の命を守るだけでなく、感性や生きる力を育くみ、明日へのエネルギーを心身に蓄える場所。それらをあきらめることなく、住宅性能も高くキープしたい――。夫妻の価値観を体現した空間は、子どもはもちろん大人もより豊かに成長できる、家族が育っていく場所になりました。

子どもたちが伸び伸びと遊べる空間を

結婚後はアパート暮らしだったんですが、2人目の長男が歩き出した頃から、子どもたちの足音が下の部屋に響くのが気になり始めて……
当時はずっと『飛んだらダメ、走ったらダメ』と言ってましたね(苦笑)。将来的には部屋も足りなくなるし、新築を考えるようになりました
数カ所の展示場周りを経て、アート建工さんに出合ったのは東出雲で行われていた総合住宅展示イベント
耐震性、気密性、断熱性がしっかりしているのが最終的な決め手でした。住宅性能について的確な情報発信を行っている建築士のYoutubeなどで勉強していたのですが、アート建工の社員さんはその方から講義を受けていることも知りました
子どもの命を守る耐震性は最重要。寒がりの私にとっては高断熱高気密も大事でした

家族が育つ間取り

自分たちの暮らしや価値観を基に間取りを考えました。二人とも料理をするし、将来は子どもとも一緒にしたいから、キッチンカウンターは長めの2700㎜
「配膳や片づけをスムーズに行えるようダイニングと横並びに。上部収納は身長の低い私でも届く高さに設定し、洗面所の手前には子どもたちが自分でアウターやかばんなどを収納できるスペースを確保。整理整頓の習慣が身に付けばいいなと考えました
趣味で釣った魚を保存できる大容量の冷凍庫を玄関土間に設置。大漁の時も心配要りません(笑)

メーカーと二人三脚で実現
安心安全で居心地の良い空間

リビングデスクでコーヒーを飲みながら振り向くと、自分が組み立てた本棚があるスキップフロアで、子どもたちが本を読んだり遊んだりしていて。穏やかで至福のひとときです
夫も私も本が好きだし、子どもたちにも生活の中で本に親しんでほしかったので、図書館みたいな空間を作りたかったんです。私は夜、この空間だけ照明を付けて本を開く時間が好きですね
当初はリビングとダイニングの間に耐震性を高める壁があったんですが、空間が狭く見えるので設計士さんや営業さんに相談。意見を出し合ってくれた結果、階段の方向を変え、壁を移動させることで耐震性も開放感も実現してくれました
階段脇も当初、構造上壁が必要だと言われたんですが、私はデザイン的に譲れなくて。そしたらインテリアコーディネーターさんのアイデアを通じ、構造設計をクリアしつつも抜け感のある空間に仕上げてくれたんです
初めから『できません』ではなくて、私達の思いを実現できるよう皆さんが諦めずに知恵を絞って下さった点に本当に感謝しています

まるで平屋ライフ

風呂、脱衣場、洗面室、ファミリークローゼットと洗濯動線を一直線にまとめたので、洗濯家事が随分楽になりました
洗濯は私の担当なんですが、ストレスなくたたんだり仕舞えたりでき、感覚的にはアパート時代の半分くらいのエネルギーで済みます(笑)
寝る時以外は1階で完結できるので、まるで〝平屋ライフ〟。スキップフロアで子どもたちに本を読んであげたら2階へ――というスタイルができあがりました