経年劣化にも多角的に備えすみずみに配慮した強化技術 いつまでも安心、安全、快適なご家族の暮らしを守るため、アート建工では地震対策だけではなく、さまざまな自然災害や山陰の気候風土に耐える性能・技術を採用しています。木のもつ本来の強さを最大限に引き出し、ずっと長持ちする強くてやさしい、高品質の家づくりを可能にしています。 一般的に木は火に弱い素材と考えられていますが、加熱実験で木は鉄やアルミよりも遅いという結果が出ています。万一火災が発生しても、燃え進むのには時間がかかり、結果的に構造体も残りやすくなります。 壁や天井の下地に採用している石膏ボードには、約21%の結晶水が含まれ、温度上昇を抑制する働きがあります。各居室をこの不燃性の石膏ボードで覆うことで、耐火性と同時に延焼防止効果を高めています。 住宅を外から覆う外壁、屋根には、火に強い不燃材料に認定された外壁材、屋根材を採用。耐火性能の強度を高めるとともに、完全無石綿化(ゼロアスベスト)の実現により、環境にも配慮しています。 省令準耐火構造 アート建工の住まいは、構造や建材などが一定条件を満たす耐火性能をもつ「省令準耐火構造」に対応しています。火災保険料を決める構造区分に応じて、一般の木造軸組構造と比べ、火災保険料率が低くなります。※一部対応外となる商品もあります。 柱や特に負荷のかかる箇所の梁などにはJAS認定品の含水率20%以下の乾燥材を採用。品質にバラつきのない均一な強度が得られ、反りやゆがみが少ないため、いつまでも強さが長持ちします。腐朽菌やシロアリにも強さを発揮します。 十分に乾燥させた集成材を、匠の技がプログラミングされたコンピュータ制御によるミリ単位の正確な加工を施したプレカット材を使用することで、高精度な施工を実現。いつまでも強さとつくりのよさを保ちます。 湿気のこもりやすい床下は、基礎の上端を地盤面から400mmの高さに設定し、通常の約1.5倍の換気が行える基礎全周換気工法を採用。さらに基礎の下全体に防湿シートを敷き詰め、徹底した湿気対策を行っています。 外壁内側に高性能透湿防水シートを張り、さらにその外側に通気層を設ける通気工法を採用。壁体内の通気性を高め、軒天部からつねに湿気を放出し、結露の発生を防いでいます。 基礎コンクリートを打つ前に土壌防蟻処理を行い、土台と柱にはシロアリに強いヒノキを採用し、防蟻・防腐処理を行っています。含水率が低い木材のため腐朽菌やシロアリにも強く、耐久性をさらに高めています。 雨の侵入を防ぐ防水性の高い屋根材、外壁は二重防水構造を導入。バルコニーやサッシなどの防水対策も施すなど、雨や雪が多い山陰の気候を考慮して、二重三重に備えています。
耐火・耐久性
耐火性能
鉄やアルミより火に強い木
延焼防止にも優れた
石膏ボードを採用
火に強い外壁材・
屋根材を標準仕様
耐久性能
反りやゆがみが少ない
集成材を採用
高精度で安定した
施工を実現するプレカット加工
湿気・結露対策
床下からの湿気をガードする
基礎全周換気工法
結露の発生を防ぐ
通気工法
防蟻・防腐・防水対策
土台と柱に
防蟻・防腐処理
雨雪の侵入を防ぐ屋根材・
外壁材の採用