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INTERVIEW導き手。

導き手。

契約ではない。
幸せな家づくりのお約束。

お客様の人生をより良く
満ち足りたものにするお手伝い。
家づくりは、夢先案内。

ゲストの顔写真

営業部
2019年入社

S・O さん

S・O
 

タイミングと縁が導いた軽やかな転身。

 S・Oさんの20代のキャリアのスタートは、全国チェーンのカレー屋の店長だった。休憩なしの14時間労働を3ヶ月続けて体重が40キロ台まで落ち、ある日倒れた。結婚を決めて製造工場に転職するも、業社の部品を買い叩く役回りで、将来の見通しは良くなかった。5年勤めたが、一念発起して島根の工務店に転職した。
「婿入りした妻の実家の父親が大工なんですよ。その姿を見て、建築業に興味を持ちました。」
そこからが、第2ステージ。数学好きのロジカル脳が、家づくりの仕事に目覚めた。
「与えられた知識でどうやって問題を解決するか。解けなければ、新しい公式を探して当てはめてみる。膨大な情報の中からたった一つの答えを導き出す家づくりの仕事は、数学と同じ感覚なんです」
知らないことはとことん突き詰めて、貪欲に学ぶ。アート建工に入社することになったきっかけも、勉強会だった。
「地元のハウスメーカーの合同勉強会に参加した時にアート建工の役員と知り合い、意見交換などの交流を深めていたんです。そういうご縁もあって、魚谷社長とお話する機会を得ました。ちょうどその頃、キャリアアップを考え始めていて、マネージャーを募集しているということで、『御社に興味があります!』と、私から手を挙げさせていただきました。でも、家族と住むべき鳥取には支店がなかった。だから『鳥取にも出店してください』と、その場でお願いして。『そんな予定はないけど』と魚谷社長に苦笑いされました。ところが入社後すぐに、鳥取支店の開業が決まり……驚きました。社長は本当にすごい人です」

必要な知識と情報を的確に
提供するための独自の学習法。

 S・Oさんは家に帰った後、YouTubeなどのコンテンツ動画を観ている。主なコンテンツは、構造設計や断熱、住宅デザインの専門家による講習専門チャンネル。365日、ほぼ欠かさずの日課だという。
「観ているというより、仕事をしながら繰り返し聴き流している感じです。難しい内容をすぐ理解できる天才ではないので、無意識下で繰り返し聴くことで、予備学習するんです。そうすると、その知識が必要になり、本気で腰を据えて学ぼうとした時に入りやすくなりますから。お客様の中にも、YouTube動画で断熱や耐震性に関する専門知識を学んでくる人がいます。人生をかけて家づくりするわけですから、私たちもプロとして必死で勉強して、そのお気持ちに応えなければと思うのです」
 アート建工の家づくりの提案も、そこに辿り着くまでの様々な思考と設計、経緯、実績の積み重ねがある。そのバッググラウンドを正しく理解し、お客様にとって何がベストかを取捨選択するためにも、知識の素地は必要不可欠。競合他社がひしめく建築業界の急速な技術革新に遅れをとらないために、学びの日々は果てしなく続く。
「家づくりは人生にまつわるエトセトラ。経験はなんでも生かされるし、知っておいて損をすることはありません。でも、始めめから知識がないとできないわけではない。特に営業は、お客様との相性がありますから、新築の30代のご夫婦なら、若手のスタッフの方が共感しやすいこともある。年が近いとか、立場を理解する親しみやすさも大事です。営業は、技術者の意図をお客様にわかりやすく噛み砕いて説明する通訳でもある。あふれる情報の中から本当に必要なことだけを的確に選んでお伝えする。そのための知識なんです」

良心のバトンを繋ぐ。
人付き合いのグッドスパイラル。

 S・Oさんが所属する支店は個性派揃いだ。職歴はスポーツクラブ、宝石店、県庁職員と様々で、経験者は多勢ではない。
「アート建工は新人教育にかなり力を入れていて、営業の人材育成にはリフレクトルというクラウドサービスを導入しています。全店舗の店長とベテラン営業などが撮影した商談中の動画をもとに、ロールプレイングで学びながら、コメントをチェックバックするシステムです。新人はそれを観ながら流れを理解し、講習会に参加したり、現場に同行してもらったりして、独り立ちできるようになります。『俺のやり方を見て盗め』というような昔気質な時代ではないですよ、もう。私自身がそうだったように、それぞれに縁があって集まったチーム。助け合って前に進んでいます」


 ハウスメーカーは群雄割拠。山陰は人口最小地域だからこそ、シェア争いも人材確保もシビアだ。とはいえ、同業他社とうまく付き合えば良いことも多々あるという。
「同じ分譲地の建築現場ではライバル会社がお隣さん同士で、ブロック塀を作るから仮囲いを外して欲しいとか、駐車場を少し融通してくれないかなとか、助け合いがあるんです。営業も、他社に対してバリアを張る人と積極的に関わるタイプに分かれますが、私は後者。実際に他社から業社さんを紹介してもらったり、逆に相談ごとを持ちかけられることもあります。そういう持ちつ持たれつの関係が、思わぬご縁に発展することもありますから。お客様との繋がりも、家を建てたらそれっきりではなく、引き渡した後の方がずっと長い。子供が生まれたから間取りを変えたいとか、ローンを借り替えたいとか、いろいろなご相談をいただきます。毎年『うちに蟹を食べに来い』というお客様もいますし(笑)。涙を流して握手を求められることも日常茶飯事で。そんな仕事はそうそうないです。本当に喜んでいただけていると身に染みて感じることができる、稀有な職場ですよ」

MORE QUESTION

今、幸せですか?

アート建工に入る前は明け方まで仕事することもありましたし、日付が変わってから帰ることもしょっちゅうで。人間、忙しいとカリカリするでしょう?でも今は、ちゃんと休みが取れています。妻と買い物したり、飲みにも行きます。スイーツも大好きだから、メタボ対策にウォーキングも。2年前にアート建工で自宅を建てたのですが、妻とわいわい言いながら快適に仲良く暮らしています。休みのたびに一緒に買い物にも出かけますし。そうですね、幸せです。