間取り3LDK
松江パッシブモデルハウス
松江エリア
水曜のぞく毎日公開中
間取り3LDK
松江エリア
水曜のぞく毎日公開中
省エネルギーに取り組む東京大学の前真之准教授との共同研究による、パッシブモデルハウスが松江市大庭町に完成しました。
山陰で、さらにはこの大庭の地で、パッシブハウスを実現するために取り入れられたさまざまな設計手法がご体感いただけます。
外から取り入れた熱を逃がさないための窓設計、それにより広く明るく感じられるリビングなど、体もこころも健康的に過ごせる住環境をぜひ確かめてみてください。
延床面積
36.19坪(119.66㎡)
1F床面積
20.41坪(67.49㎡)
2F床面積
15.78坪(52.17㎡)
光を取り込む窓設計
太陽の熱をたっぷり取り込むために、南面に大きく設けた窓。熱を逃さないよう、その他の窓は小さく設置し、夏の日差しを防ぐため窓の外に庇とルーバーを設えました。計算された窓設計で冷暖房効率を上げ、光熱費の削減を実現します。
実寸以上に感じる広さと開放感
ワイドな南窓は室内を明るく照らすだけでなく、テラスデッキとつなげることで実寸以上の広さと開放感を演出します。庭に訪れる四季を眺めることで、心豊かに、ゆとりある生活を送ることができます。
健康に長く住まう家
建物内の温度を一定に保つパッシブハウスでは、冬場に懸念されるヒートショックを防ぐことができます。また、壁内結露が起きにくいため建物の腐朽や劣化を防止し、アレルギー発症の原因となるカビの発生を抑えることができるので、長く健康に住まうことが可能です。
アイランドキッチンと家事動線
三方を腰壁で覆ったアイランドキッチンはLDKの中央に配置。背面には大容量の収納とパントリーを設置し、雑多な生活感をすっきり隠します。キッチンそばには水回りを集約し時短家事を図りました。
腰壁で仕切った約23帖のL+DK
ソファの背面に腰壁をつくることで、「食べる」と「くつろぐ」がゆるやかに分かれた落ち着いた空間に。リビングの一角に設けたデイベッドは、読書に使用したり、テラスで遊ぶ子どもの見守りに活用できます。
東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻
前 真之 准教授
専門分野は建築環境工学。学生時代より25年間以上、住宅の省エネルギーを研究。健康・快適で電気代の心配がない生活を太陽エネルギーで実現するエコハウスの実現と普及のための要素技術と設計手法に取り組んでいる。